女子校の実態(!?)
はじめに
はじめまして。Wathematica Advent Calendar 2023の12月13日(余談ですが、1213はWathematicaの1年に人気の素数の1つです)の記事を担当します。niconicoacidです。
今日は、6年間女子校でぬくぬく育った私が、女子校の実態を大公開しちゃいます!女子校以外でも成立する事柄や、とんでもない主観が混じっているかもしれません。
また、学校によって学生の生態は様々なので、この記事に書いてある任意の事柄が任意の女子校について成り立つわけではありません。ご了承ください。
YouTubeによく挙げられる女子校あるあるに物申す!
女子校あるある自体は調べればいくらでも(と言いつつ有限個)出てきます。ただ、よく取り上げられる3点について、少し物申させてください。
男性の先生モテる
ただただ厳しいだけの先生は嫌われます。どこかギャップのある先生や、授業がわかりやすいor楽しい先生や、生徒をわかってくれる先生でないと生徒からは好かれません。ただ、おじいちゃん先生は朗らかな人が多く、可愛がられがちです。
文化祭に来る男子に目がない
そもそも私の学校では、全来校者数のうち、男子学生の割合はε%(0<ε≪1)でした。文化祭では、友達といかにインスタ映えする写真をたくさん撮るか、どれだけ開催する側である自分たちが楽しむかを重視する女子校もあります。
私からみた女子校
団結力高い
体育祭の応援ガチ。応援全体の声量だと100dB近くあっても過言ではありません。特に、リレーで走る友達の応援、歓声は1人で100dBほど出してそうです。測定経験はないので、誰か検証してみてください。ドッヂボールをやっても、運動部、文化部や体の大きさにも関係なく、容赦なく強い球がとんできます。
合唱祭でもそうですが、団体で賞を狙って対決系のイベントでは、負けて悔し泣きする人続出。負けず嫌いは多いです。これは共学でも同じでしょうか。
ただ、一つ絶対異なるのは、「ちょっと男子!真面目にやってよ!!」なんて声が聞こえないこと。連帯責任の代わりに、合唱祭への練習に参加しない、歌わない、文化祭の準備に全く協力しない、なんて人は名指しで注意されます。または熱心な子数人に陰口叩かれています。(怖いですね~)
個性あふれる笑い方
笑ったときの動きが激しい人、驚くほど高い声で引き笑いする人、笑い声がとにかくでかい人、いろいろいます。一人笑うとその笑い方に笑う人が出てくるので、一人が笑いだしたら動物園。
早弁
学年が上がるにつれて早弁をする人が増えます。共学ではどうだかわかりませんが、高学年になると、毎休み時間、必ず誰かしら、何か食べています。高3になるころには、クラスの約3分の1が「おなかすいたー!」と言って早弁をしています。
美容に気を遣う
美容に気を遣う人が多いです。学年があがると、ますます女子力アップを目指してメイクデビューする人、私服がおしゃれになる人が増えます。
体育祭の持ち物、日焼け止め。外での体育、持ち物は日焼け止め。日焼け止めが効果を発揮するまでの時間を考え、体育の前の授業中に日焼け止めを塗り始める人も。
日焼け止めに限らず、おすすめのコスメ、ファッションブランド、ヘアアイロン、etc...も、インスタのストーリーで聞けば大抵解決します。
中学生のうちは、暑い夏はスカートであおぐなど品のない人もいますが、学年が上がると上品になっていきます。ある学校では、高2以上はクラスの過半数が小型扇風機を片手に、もう片手に日傘を持って登校していました。汗拭きシートも必須アイテムです。
スキンシップ多め
ハグ、肩組み、ほっぺが柔らかい人のほっぺを触りにいく、ハイタッチなど、日常茶飯事です。ハグは泣きだした人の慰めあいや、友達同士の愛情表現でよく見られます。2人で1人掛けの椅子に座る、膝の上に座る、寒い冬には1つのひざかけを2人でシェアなども、よく見られる光景です。
友達の友達は友達
部活つながりやクラスが一緒になるなどのつながりが全くない人も、友達の友達経由でなんだかんだ友達になるので、クラスが一緒になる前に友達になることも多いです。なんせ女子しかいません。おしゃべり好きが多いので、席が近くなったら普段あまり関わりのない人とでも話に花を咲かせます。部活つながりの友達はかなり親しくなることが多いですが、比較的浅く広い友人関係にはなりがちかもしれません。
彼氏持ちをばらすと批判の対象
女子校のくせに彼氏持ちであることが発覚すると、仲の良い友達から総攻めに遭います。女子校で、「彼氏が~」とか「今日彼氏と~」などと言うと、冷たい視線で見られるか、真顔で「ちょっと黙ってもらえる?」と言われそうです。
女子校出身の友達に聞いてみた!女子校の実態
- 笑い声のでかさが異次元*1
- 一挙一動がうるさい
- とんでもない金持ちが混ざってる
- 基本的なことは全部ひとりでできるようになる
- 力仕事も含め、すべて女子でやるから生きる力つきがち*2
- 各学年1人ほどイケメンが誕生
- 廊下で着替え始める
- 女子同士のイチャイチャ
- 先輩への愛強い*3
- 体育祭本気
- 重い物持てる*4
- 男子への扱いが雑じゃない
調査対象の女子校数が2と、統計として十分大きな自然数ではないため、「あるある」という表現は避けさせていただきました。
(こんなことを言い出すと、ネットによく上がっている「あるある」という表現は、大抵ふさわしくないということになってしまいそう。)
さいごに
とくに周りの目を気にしなくていいという安心感がうむものが大きい印象です。廊下で着替え始めることができてしまうのも、女の先生が多く、その時間に廊下をうろつく男の先生もいないであろうという一種の安心感からきたものでしょう。どう笑おうと、早弁をしようと、友達にハグしに行こうと、誰も冷たい、引いた視線を浴びせません。好きな先輩がかぶることも殆どなく、女子校なので、好きな人の取り合いで友情が壊れる心配もありません。よく言えば、それぞれが個性を発揮でき、誰もがそれを認めてくれる空間だったと言えると思います。